イギリス北西部にあるリバプール。ビートルズ発祥の地として有名ですが、歴史的な建造物や活気あふれる文化シーンも魅力です。今回は、リバプール観光において外せないスポット、リバプール大聖堂をご紹介します。その壮大な建築美と、数々の歴史的出来事を目撃してきた大聖堂の雰囲気は、訪れる人々に忘れられない感動を与えてくれます。
19世紀後半に建設が始まり、100年以上の歳月をかけて完成したリバプール大聖堂は、ゴシック様式の建築様式を採用しています。 その高さは約101メートルで、リバプール市街を一望できる見晴らしの良さが魅力です。内部には美しいステンドグラスが数多く設置されており、光が差し込む様子は息を呑む美しさです。特に、「アール・オブ・リヴァプール」と呼ばれる巨大なパイプオルガンは、世界で最も大きなパイプオルガンの一つとして知られています。
大聖堂内には、歴史的な展示や美術品も多数展示されています。例えば、ビートルズのメンバーであるジョージ・ハリスンが寄贈したステンドグラスや、第二次世界大戦中にドイツ軍の爆撃から守られた聖書など、興味深いアイテムを見つけることができます。
大聖堂の塔に登れば、リバプール市街を一望することができます。 天気の良い日には、遠くにウェールズの山々も見えて圧巻です。
| 見どころ | 説明 |
|---|---|
| ゴシック様式の建築 | 内部空間の広がりと、尖塔やアーチなどが織りなす荘厳な雰囲気が特徴です。 |
| 美しいステンドグラス | 光が差し込む様子はまるで絵画のようであり、様々な物語を描いているようです。 |
| 世界最大級のパイプオルガン | 壮大な音色は、心を揺さぶる感動を与えてくれます。 |
| 歴史的な展示品 | ビートルズ関連アイテムや、第二次世界大戦当時の資料など、興味深い展示が多数あります。 |
リバプール大聖堂は、単なる観光スポットではなく、リバプールの歴史と文化を象徴する重要な場所です。 建物の壮大さだけでなく、そこで行われてきた数々のイベントや儀式、人々の祈りや思いが込められていることを感じることができます。
旅行のヒント
- 大聖堂の見学は無料ですが、塔への登り口は有料です（約5ポンド）。
- 毎週日曜日の午前10時30分には、大聖堂 choir が歌っているミサが開かれます。美しい音楽に癒されるひとときを体験できます。
リバプール大聖堂を訪れる際には、その歴史と建築美を存分に楽しむとともに、リバプールの街の魅力を再発見してみてください。
